会計事務所 失敗しない転職活動とは?

転職活動において最も重要な情報収集。しかしながら会計事務所は小規模なものも多くネットではなかなか情報が集まりません。元大手専門学校講師が会計事務所転職市場の裏の裏をこっそりお教えします。

楽しかった大学生活

もう10年以上も昔になりますが、大学生の頃は特に将来のことも考えず、ただただ遊んでいました。

バイトに明け暮れ、夜は酒を飲み、趣味だったスキーサークルの活動に明け暮れていました。 シーズン中は二ヶ月以上も雪山に篭り、温泉宿で働いたり、スキーのインストラクターをしたりしていました。

 

今思い返してもなんと楽しい時間だったんだろうと思います。

社会人になると 「なぜあの時もっと勉強しなかったんだ‼︎」 「あの頃の時間が取り戻せれば、もっと有意義に使えたのに‼︎」 という人がいるのですが、私に限ってはそんな思いは一切ありません。

 

「辛い時を乗り切るには、心に楽しい思い出をたくさん持っている。」 というのが非常に力になるものです。

そしてこの時できた友人が今も最も仲良く、私の人生の大きな財産となっています。

 

そんな大学生活で唯一困ったのが、進路選択です。 大学を卒業すれば、どこかで働かなくてはならない。 どんな会社で?どんな仕事を?

当時はバイトこそしたかとがあってものの、趣味のスキーを続けるために

お金を稼ぐ手段として、していたものでした。

大学を出たら、やりたい仕事を見つけて、働くものだ‼︎

と言われても、当時の私には何がしたいのかも、どうやってやりたい仕事を探すのかも、分かりませんでした。

 

そこからやりたい仕事を探す私の旅が始まったのです。

会計ことはじめ

私は、大学卒業後、公認会計士を目指したものの 夢破れ、その後は縁あって7年の間、誰もが知っている大手資格の 予備校で講師をしていました。

 

もともとこの仕事を志していたわけでもなく、人生のちょっとした奇遇から この仕事をすることになり、気づけば7年が経っていました。

そしてその後、大手資格の予備校を退職し、税理士業界で働いています。

 

ここに至るまでの趨勢を徒然なるままに綴っていきたいと思います。

元々は会計や税務にすごく興味があったわけでもなく、

普通に就職するのはなんだか嫌だ。

とか、なんとなく専門家になれば お金稼げそうとか。

誰でも思いつきそうな陳腐な理由から 始めた会計の勉強。

 

いつも向き合っていると疲れる時もありますが、 やはり会計の専門知識を少しづつでも勉強していてよかったなと感じます。

 

就職や転職でも会計の知識や資格に救われましたし、 もちろん前職や今の職場でも知識があってこそ仕事が成り立っている と感じます。

同じような経歴の人はあまりいないと思いますが、 会計士や税理士業界では「資格の取得」や「就職」、「転職」 で壁にぶち当たる人も多いと思います。

 

特に専門学校講師時代は延べ300名以上の学生の就職活動に関わり、会計業界に人材を送り出して来ました。

 

その後自分自身が、転職を考え、会計事務所を選ぶときに、これらの経験が非常に役立ちました。

 

インターネットの時代になったとは言え、他の業界に比べれば、会計事務所業界はまだまだ閉鎖的であると感じます。

 

一般企業のように会社説明会等が開催される事務所もまだまだ少ないです。

(最近は少し増えて来ましたが)

 

また小規模な事務所は、ネットで情報公開されず、この時代でもHPさえない事務所だってあるんです。

 

会計事務所にせっかく就職したのに一ヶ月も経たずに辞めてしまう人もいます。

最短一週間で辞めてしまったという教え子もいました。

 

みなさんに少しでも自分に合う、自分の能力を広げてくれる事務所が見つかればと思い

ブログを始めることにしました。

自分自身の経験や、今まで教えてきた学生さんの話が少しでも参考になれば幸いです。